霊枢「経脈篇」⑥

手の太陽小腸経は、小指の外側の尖端に起こり、手の外側に沿って上って手腕関節に至り、手腕の後の小指側の茎状突起を過ぎ、直ちに上に向かって前腕骨の下廉に沿って、肘の後内側の両筋の中間に出て、再び上って上腕の外側の後縁に沿って、肩の後の骨縫部に出て、骨?を繞り、両方の肩の上で相い交わり、缺盆に入り、心臓に連絡し、咽と食道に沿って、下って横隔膜を貫いて胃にいたり、再び下に向かって小腸に属する。その支脈は缺盆より頸に沿って頬に上り、目尻に至り、転じて耳の中に入る。また一つの支脈は、頬部より別れて、眼窩の下に入って鼻部に至り、再び目頭にいたり、斜めの?骨部を絡い、足の太陽経と相い接続する。

外邪に侵犯されて生じる病証は、咽頭が疼痛し、頷部が腫れ、頸が顧みることが出来にくくなり、肩が痛んで抜けるようになり、臂は痛んで折れるようであるなどである。

本経が主っている液によって生じる病変は、耳聾し、目が黄色になり、頬が腫れ、頸、頷、肩、臑、肘、臂の後縁が疼痛するなどがある。

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