霊枢「経脈篇」⑦

足の太陽膀胱経は、目頭に起こり、頭頂に交会する。その支脈は、頭頂より耳の上の角に至る。其の直行する脈は、頭頂より入って脳に連絡し、再び出て項を下行し、肩甲骨の内側に沿って脊柱の両傍を挟んでいき、腰部に至って、脊の傍らの肌肉の深層を走り、本経と表裏関係にある腎臓と連絡し、膀胱に連続し、膀胱に連属する。もうひとつの支脈は、腰部より脊を挟んで下行し、臀部より脊を挟んで行き、大腿を過ぎさり、大腿の外後側を下に向かって行き、前の一支脈と膝窩の中で合い、再び下行してふくらはぎを経過し、外の踝骨の後に出て、小指の関節の後方の外踝に沿って小指外側の尖端に至り、足の少陰腎経と相い接する。

外邪が侵犯するとき、気が上衝して頭痛し、眼球は脱けるように痛み、項部は抜けるように痛む、脊背は疼痛し、腰は折れるように痛み、大腿は屈伸ができなくなり、膝窩部は緊縛されたようで、ふくらはぎは裂けるように疼痛する。

本経が司ってる筋によって生じる病は、痔、癲癇、狂病、しん門部や項部が疼痛して、目が黄色になり、涙が出て、鼻水が流れたりあるいは鼻出血し、項・背・腰・尻・膝・踵・脚などの部分がみな疼痛する、足の小指を動かすことができなくなる

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