霊枢「経筋篇」⑤

足の少陰経筋は、足の第五指の下方から起こり、足の太陰経筋と並行し、斜めに内踝の下方に走り、踵部に結び、足の太陽経筋と合し、上って脛骨内側顆の下に結び、再び足の太陰経筋と並行して上り、大腿内側を経て性器に結びつく。更に脊の内側に沿って、脊椎両側の背部筋肉を上って項部に至り、後頭結節に結びついて、ここで足の太陽経筋と合する。

発生する病証は、足裏ひきつり、および本経筋の通過部位と結集部位がすべてが疼痛し痙攣する。癇や痙攣や痙証などがあり、背側が主の場合にはうつむくことができなくなり、腹側が主に場合には仰ぎ反りかえることが出来なくなる。それゆえ陽分の病ではうつむくことが出来なくなり、陰分の病では仰ぐことが出来なくなるのである。

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