霊枢「熱病篇」②

発熱後3日たち、気口の脈象が静かで変わらず、人迎の脈象が躁で安定しないものは、各陽経に治療を施すべきで、59の輸穴の中から選穴し、熱邪を瀉し汗を出し、同時に三陰経を充実させ、陰の不足を補う。
身体の熱は甚だしいが、人迎・気口の脈象がみな平静であるのは、脈と証が不一致の悪い証候であるので、鍼を刺してはいけない。

発熱後7、8日たち、寸口の脈象が躁しく動き、あえいで呼吸急促であるものは、即刻鍼で刺すべきで、そのようにすると汗を出させることができる。
必ず、浅鍼を用い、少商穴を刺す。
熱病になって7,8日して脈象が微小で、患者の小便に出血があり、口が乾くのは、気と陰とが衰え尽きた徴候で、1日半で死ぬ可能性がある。
もし、代脈が現れるとその日の内に死ぬ
熱病で汗が出たのに、脈象は依然として、躁しく動き、あえいで発熱するものは、再び浅く表皮を刺してその気を更に損傷させてはならない。
もしもあえぎ方がひどい場合には、たちまち死ぬ
熱病になって7、8日経って脈が動かないもの、動いても散や数の脈が現れなければ、3日の内に汗が出る。
そうでなければ、陰液がすでに尽きた絶えたので4日目には死ぬ。
まだ汗をかかない患者には、再び腠理を浅く刺して汗を出させ表証を解消しようとしては、いけない!

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