霊枢「厥病篇」③

・寄生虫による虫積の場合は小鍼による治療は適さない。
胃や腹が痛み、発作時の苦痛は耐え難く、うちに腫塊があり、上下に動き回って定まらず、痛みはひどくなったりする。腹部が熱く、しょっちゅう口が渇き涎を垂らす。
これらは蛔虫が寄生している証拠
鍼を刺すときは塊が移動しないように手でしっかり押さえ大鍼でこれを刺し、虫が動かなくなったら抜く
一般的に、腹中に塊があって衝き上がるようなものは虫のいる証拠

聴力障害で、話し声が聞こえないときは、耳中の聴宮をとる
耳鳴りがするときは耳門
耳の中が痛んで、鍼治療に適さないものは耳の中に膿が溜まっっていたり、耳垢で耳が塞がれたために聞こえなくなった疾患である
聴力の治療はまず、薬指の関衝、そのあとに足竅陰
耳鳴りの治療は中衝(左の場合は右を、右の場合は左をとる)それから太敦をとる

足のももが挙げられなくなったら、患者を横向きに寝かせて、髀枢の環跳をとり、員利鍼をもちいる

水を注ぐように下血するする場合は曲泉

風痺病で身体が日に日に痩せ、病が重くなり治癒しないものは、両足が急に冷えたり、熱くなったりし、ももや脛の肌肉が邪気の侵入で痩せ、同時に心が煩悶して不安になり、頭痛がして、ときに嘔吐し、憂え苦しむ。目がかすむのがやっと落ち着くと冷や汗でしばらく目がかすむ、情緒も不安定で、悲しく苦しんだりすぐ恐れたりする。呼吸は促迫し息切れし、悶々として楽しまない。このような症状がでたら、3年以内に死亡する可能性がある

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


前の記事

霊枢「厥病篇」②

次の記事

霊枢「病本篇」