霊枢「師伝篇」②

身体や手足の関節は、内は臓府に通じ、外には五臓六腑の精気をあらわしている。その外形を観察してその内部を知ることができる。

・肺はもっとも高い位置にあり、肩の骨と咽喉の外形が高く突き上げていたり、落ちくぼんでいたりすることから肺の大小を知れる

・心は主宰であり、缺盆は気血が昇り降りする道路です。胸骨の下端にある剣状突起が立派かどうかで、心の大小を知れる

・肝のはたらきは将軍とおなじで、勇気があり知謀にたけ、外からの侮りを防御するはたらきがあり、肝が強いかは目の大小で知れる

・脾のはたらきは、輸送・化育にあり、全身の外に対する防衛力を充実させる。飲食のときの唇の色の良し悪しをみて予後を知ることができる

・腎の気は耳に通じていて遠くの音を聞くことが出来ます。よく聞こえるかどうかで、腎の性能を推測することができる。

身体かの外観から六腑の状況を知るには

・胃は水穀の海で、骨格がたくましく、首太く。胸郭が広い人は五穀をたくさん容れることができる。

・鼻孔の長短で、大腸の状況を推察することができる

・人中の長さで、小腸の状況がわかる

・下瞼が肥大していると、胆が強いことがわかる

・鼻孔が広がっているのは膀胱がしっかりしておらず、小便が漏れやすい

・鼻柱の中央が隆起していれば、三焦が固く緻密

体の上中下の釣り合いが取れていれば内蔵も安定して健康

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