霊枢「血絡論篇」

「奇邪が来たときの病理変化で、経脈の中にない病理変化の様相について」
・それは、絡脈の中の病理変化である

「血絡を刺して瀉血したときに
・患者が倒れるときは、血とともに気が出てしまった

・出血が噴き出すときは、血気が盛ん

・出血がすくないけど黒く濁っているときは、陽気が絡脈の内に蓄積して、長い間留滯して排出できず、黒く濃縮したため

・出た血が薄くて半ば水のようなときは、水分が完全に血液と混じり合ってはいないから

・鍼を抜いたあと腫れるときは、体内に水分の滞留があり、水腫を形成し絡脈にしみ込んでいますと、血の前に気がいくため

・出血は多くても、その陰陽が動揺して衰弱したりしないのは、動揺するのは経脈内の陰の気と経脈外の陽の気が
接触してから、和合していないときに治療すれば、表裏の連係がうしなわれ、顔面蒼白になる。出血量が多いと経脈も空虚になるからです。
陰が空虚ならば、煩悶が生じ、陰分陽分も、ともに邪気が結合して麻痺症状を引き起こすと、内は経脈にあふれ、外は絡脈にそそぎこむので、このようになる

「どのように観察する?」
・鬱血が停滞した絡脈は普通より大きく凝結し、皮下に露出して赤い色を見せ、上下に決まった部位もなく、小さなものは鍼くらいの大きさ、大きいものは箸くらい、瀉法を使って問題がありません、虚実をわきまえて補瀉をすることが必要

「鍼をいれたあと、肉が鍼にくっついてしまうときはなぜ?」
・人体の熱気によって鍼が熱を持つと肉がくっつくこととなり、それでこわばって捻転することもできなくなる

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