霊枢「五変篇」①

「多くの疾患の始まりは、風・雨・寒・暑によって引き起こされ、邪気が体毛に沿って侵入して肌理にいたり、様々な症証が出現する理由は?」

・そもそも、人が自分で邪気に触れて発病している

「ある人たちは同じ時期に邪気に遭遇し、同じ時期に病を患っても、彼らの病証はそれぞれ異なる理由は?」

・木を切ることに例えると、木を切るにしても堅い面、脆い面とがあり、木の種類や老若によっても切りやすい切りにくいと違いがあります。

樹木で開花時期が早く先に葉が生えるものは、春の霜や烈風に遭うと、花が落ちて萎んでしまいます。
もし、長夏の日照りに曝されると、性質の脆い皮の薄い樹木は、枝の樹液が減って葉が萎んでしまいます。
もし、長期の曇天や長雨に曝されると、皮が伏久て樹液の多い樹木は、外皮が腐食して水がしみ込んできます。
もし、突然暴風が起きると、性質の剛脆な樹木は、枝が折れ幹が損傷します。
もし、秋に霜が降りその上烈風が吹き荒ぶと、性質の剛脆な樹木は、根本が揺動してはが落ちます。

これらの5つの異なった様相は、それぞれの損傷の原因や程度が同じでありません。
ましてや、人ならなおさらです。

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