霊枢「本蔵篇」②

心が小さければ、神気は安定して収斂し、外邪も障害しにくいのですが、憂いの感情の変化に損なわれやすいです。

心が大きければ、憂いにも障害を受けにくいのですが、かえって外邪に損なわれやすいのです。

心の位置が高ければ、上の肺は圧迫するので、煩悶し気分がすぐれず、物忘れが多く、何かと固執して言葉で善導し難いのです。

心の位置が低ければ、心の陽気が振るわず、寒邪を感じやすく、言葉で容易に恫喝されます

心が堅実であれば、その神気は安定し、守りは堅固です。

心が脆弱であれば、消たんと内熱に罹りやすいのです。

心が端正であれば、心機能は正常であり、気血は伸びやかに流れ、邪気を受けにくいのです。

心の位置が一方に偏り異常であれば、意識が安定せず、節操も弱く、物事に定見というものがありません。

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