霊枢「百病始生篇」③

・邪気が孫絡に留着してできた積は上下に往来して活動=孫絡積
孫絡は浅く浮いていて緩いので積を固定できない、だから腸胃の間を往来移動する
水があればたくたくとした水声が出る。
寒があれば腹部の脹満・雷鳴・引き攣れが現れ、ときには切られるような疼痛がある。

・邪気が陽明経に留着すると、臍の両側に積を形成、飽食すると積塊は大きく顕れ、空腹時に小さく顕れます。

・邪気が緩筋に留着して形成された積の形状や症状は、陽明経の積と類似しており、飽食すれば痛み、空腹時には痛みません

・邪気が腸胃の脂膜に留着して形成された積は、疼痛時には外側の緩筋へと引き攣れ、飽食時には傷まず、空腹時には痛みます。

・邪気が伏衝の脈に留着して形成された積は、手でその積を抑えると手に跳動するような感覚があり、手を上げると熱気が両股の間へ下行し、熱湯を注いだような耐え難い感覚があります。

・邪気が臀筋に留着して形成された積は、腸胃の後方に在り、空腹時には積形を見ることができますが、飽食後はみることも触ることも出来ません。

・邪気が輸道に留着して形成された積は、脈道を閉塞して通じなくさせますので、津液が上下に流通できなくなり、毛孔が乾燥して塞がります。

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