霊枢「上膈篇」①

「気が上部に鬱結して食が入ってもすぐに吐出する上膈証は知っている
下部の虫積によって形成された下膈証の場合、食が一昼夜してからようやく吐出されるが、理由を知りたい」

・喜怒の感情が抑圧されて暢びず、飲食が不摂生で、寒暑などの気候に適応できないと、脾胃の消化運送機能に異常をきたし、寒湿が腸中が流注される
そうすると、腸中の寄生虫が寒冷を感じ、虫が寒冷を感じると、集まり積もって散らず、下脘に巣くいます。
これによって腸胃が塞がれ、陽気が流通して温めることが出来ず、邪気もそこに溜まるようになる。
人が食事をすると、虫は飲食の気味を感じて上って食べようとする
そうすると下脘は空虚になり、邪気がこの虚に乗じて侵入し、内部に集まり積もります。
久しければ内癰を形成、内癰が形成されると腸道が狭くなり、伝化を阻害する
癰が下脘にある場合は癰の部位も深く深部が痛みます
癰が下脘の外にある場合は癰の部位も浅く、体表に近いところが痛み、癰の上部の皮膚が発熱します。

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