霊枢「行鍼篇」③

「ある人は鍼をしたときに、ちょうどよい時に気を得るが、それはどうしてか?」

・それは陰陽が強調し、気血が潤沢で暢やかなので、すぐに気を得ることができるのです。

「ある人は鍼を抜いてからやっと反応が現れるが、これはどのような気の作用によるものか?」

・陰が多くて陽が少ない、陰の性質は沈で、陽の性質は浮、陰が盛んであれば沈潜し収蔵する、それゆえ鍼を抜いたときに陽気が鍼に随って浮上するので、ようやく反応が現れる

「数回鍼を刺してから、ようやく反応が現れるのはどうしてか?」

・その類の人は陰が多く、陽が少ない、その気は沈潜し収蔵していて至り難いのです

「ある人は、鍼を刺すとすぐに好ましい反応が現れるがそれはどうしてか?」

・気逆のような好ましくない反応が現れると、数回刺鍼したあとに病状が悪化するのは、どちらも患者のせいではなく、医者の軽率のためにおこした、技術上の過誤のためである

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