霊枢「邪客篇」①

「邪気が入ると眠れなくなるときがあるがなぜか?」

・飲食物が胃に入るり、消化され、糟粕と津液と宗気は別れます。
宗気は胸にに積聚し呼吸を行う
営気は津液を分泌し、脈中に注ぎ変化して血液になり、身体の外部では四肢を栄養し、内部は五臓六腑に注ぐ
衛気は水穀が変化した悍気であり、その流動は猛烈で迅速、最初に四肢の文肉と皮膚の間を循行し、運行して止まないもので、昼間は体表部を、夜は深部に入り常に少陰腎経を起点として五臓六腑を循行する
もし邪気が五臓六腑を犯せば、衛気は陽分をめぐることはできるが陰分に入ることはできない
衛気が陽分だけを循ることになるので、体表の陽気だけは盛んになり、陽橋脈の気が満ち、衛気が陰分に入れなくなり陰虚になるから、目を閉じても眠れなくなる

「どのような治療をすればいいのか?」

・陰分を補い、陽分の有余を瀉して陰陽虚実を整え、半夏湯一剤を与え、陰陽の経気を疎通させて調えれば、たちどころに安眠できる

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