霊枢「通天篇」⑫

「五つの形態の人を弁別するにはどうすればいいのか?」

・太陰の人は顔が黒くくすんで、わざと謙虚な態度をとります
身体はもともと長大なのですが、卑下して人にへつらい、身を屈めて思わせぶりな身振りをします
しかし、実際に佝僂病(くるびょう)に罹っているのではありません

・少陰の人は外見は清廉高潔にみえますが、行動は公明正大ではなく、陰でこそこそしており、陰険で他人を害しようとする邪心を心の底に抱いています
立っているときはいらいら動きまわり落ち着かず、歩いているときは身を伏するようにして進みます

・太陽の人は、外に驕り高ぶり自己満足のさまを表し、腰をのばし胸をはると、体が後に反り返り両のひかがみが折れ曲がるような姿勢をとります

・少陽の人は、立っているときはいつも顔を高く仰向け、歩くときはいつももったいぶって体を揺らし、常に手を背後にまわしています

・陰陽和平の人は、外見がゆったり穏やかで落ち着いていて、振る舞いがゆったりしている
性格は和やかで従順、環境に適応する
態度は厳粛で品行方正、人に対して和やかで親しみやすく、まなざしが慈悲深く優しく、気風は公明正大でさっぱりしており、振る舞いに節度があり、事を処理するにあたって条理がはっきりしている
衆人は徳行がある人と呼びます。

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