霊枢「官能篇」⑪

目が明るくて視力の良い人は五色を見分けさせるとよい

聴覚が鋭敏な人は、声音を聞き分けさせるとよい

流暢にものを言い、頭の回転の速い人は、道理を説き議論させるとよい

言葉が緩慢、行動がものしずか、手先が器用でこころが繊細な人は、鍼と灸をさせて、気血の順逆を調和させ、陰陽の盛衰を観察して、処方や薬の配合などの医療行為を兼ねさせるとよい

四肢の関節が柔らかく、筋骨が柔軟で、こころが穏やかで気の和やかな人は、按摩・導引をさせて、気血をめぐらす方法によって治療させるとよい

嫉妬が習い性となり、ことばに毒があって他人を軽視する人は、腫れ物に唾を吐きかけ、呪いで邪気を払わせるとよい

爪が醜悪で手荒く、なにかをするといつも器具を壊してしまう人は、積聚を按摩し、痺痛を抑えるとよい

その人の特徴を発揮させれば、治療法を普及させることができる

手毒に関しては、亀を器具の下に置いて、器具の上から手で抑えさせる
手毒があれば、亀は50日で死ぬ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


前の記事

霊枢「官能篇」⑩

次の記事

霊枢「論疾診尺篇」①