霊枢「刺節真邪篇」⑮

「一つの脈に邪気を受けて数十種の病症えお発症するものがあり、疼痛したり、癰となったり、発熱したり、悪寒したり、痒くなったり、あるいは痺れ痛み、感覚がなくなったり、変化にきわまりがない、それらの原因はなにか?」

・それらは、みな異なる邪気の障害によっておきます

「なにを真気というのか?」

・真気は正気ともいい、先天の元気と後天の穀気とが合併してでき、全身を充して養うからです。
正気は正風ともいい、季節にふさわしい正常な気候をさします。
正風は季節の時令に符号する一つの方角から吹いてきて、実風でもなく、虚風でもありません。
邪気は傷つけあう損う性質をもち人体を傷害する虚邪賊風である
邪気が人体を襲い傷ると、人体の深部を侵し、自然に消散することはありません。
正風の場合は、もし人体を傷ったとしても、浅い部分に侵入するだけで、体内の真気と接触したあと、風気は自然に出ていきます。
これは、正風の来勢が柔弱であって、体内の真気と戦って勝つことができないからです。

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