霊枢「九鍼論篇」⑩

九の数は、九野になぞらえ象っています。
九野は、人体においては全身の関節空隙と皮膚の間に対応しています。
邪気が盛んになりすぎて全身に蔓延しますと、浮腫が現れ、風水のような状態になります。
これは、水気の流注が関節を通過できないために、皮下に水がたまって腫れるのです。
したがって、大鍼を採用し、その形状は鍼尖を杖のようにし、きっさきを少し円くし、鍼身を大きくします。
瀉法に適用して、関節を通利させ、大気をめぐらします。
気がめぐれば、たまっていた水も自然に排除されます。

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