霊枢「九鍼論篇」⑪

「九鍼の大小、長短と製法」

・第一の鍼「鑱鍼」
巾鍼の様式に倣って制作、鍼頭は大きく、末端から約半寸ばかりのところから、やじりのように鋭く突出させる
長さは一寸六分
浅刺に適用し、表皮の陽気を瀉す
熱が頭身にある証を主に治療する。

・第二の鍼「員鍼」
絮鍼の様式に倣って制作、鍼身竹管のように円く真っ直ぐで、鍼尖は卵円形にします。
長さは一寸六分
邪気が分肉の間にある疾病を主に治療する。

・第三の鍼「鍉鍼」
黍や粟の形状に倣って制作
長さは三寸半
経脈を按摩して、気をめぐらし血を活性化させ、邪気を体外へ排出します。

・第四の鍼「鋒鍼」
巾鍼の様式に倣って制作、鍼頭は大きく、末端から約半寸ばかりのところから、やじりのように鋭く突出させる
長さは一寸六分
浅刺に適用し、表皮の陽気を瀉す
熱が頭身にある証を主に治療する。

・第五の鍼「鈹鍼」
その鍼尖が剣のように鋭利であることからそう呼ばれています。
幅は二分半、長さは四寸
寒気と熱気が争って結合し、癰腫を形成し、さらに化膿する病証を主に治療します。

・第六の鍼「員利鍼」
その形状は馬尾のように細長く、鍼尖をやや大きく、鍼身を反対に小さくし、深く刺入できるようにします。
長さは一寸六分
癰腫と急性の痺証を主に治療します。

・第七の鍼「毫鍼」
その形状は豪毛のように極めて長く
長さは一寸六分
絡に邪があるときの感熱痛痺を主に治療します

・第八の鍼「長鍼」
その形状は綦鍼の様式に倣って制作します。
長さは七寸
邪が深部にある慢性の痺証を主に治療します。

・第九の鍼「大鍼」
その形状は鋒鍼に倣って制作します。
鍼は長くほぼ円形で杖のように粗大です
長さは四寸
大気が関節を通過できず、水が溜まって腫れる病証を主に治療します。

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