難経「第二十二難」是動病と所生病の意味を論ずる

「【医学経典】には十二経脈には是動病と所生病があるといっているが、1つの脈に2種類の病気があるというのはどうしてか?」

・是動病=気の病=病邪が気分にある
所生病=血の病=病邪が血分にある

気は温めることを主り、血は潤すことを主る
もし気が停滞してめぐらなければ、気が先に病む
血がふさがって潤さなければ、血がその後に病む

このため、是動病が来て所生病が起こるのである。

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