目次
1.現代医学の考え方と治療へのアプローチ
2.東洋医学の考え方と治療へのアプローチ
3.さいごに

1.現代医学の考え方と治療へのアプローチ
現代医学は解剖学や生理学を中心に発達した医学で、血液検査や尿検査などの科学的検査によって細胞・遺伝子レベルから病因を分析します。
現在では、必要に応じてCTやMRIなどの画像検査を行い、病気の原因を解明して「病名をつける」ところから治療がスタート
その病名に応じて投薬や手術によって治療を行う「エビデンスに基づいた医療(Evidence Based Medicine =「EBM」)」といえます。
逆をいえば「病名のつかない病気を治療することは苦手」なのです。
具体的な治療法としては、検査により病原菌を特定し、その病原菌を排除する投薬を行うことで、病気を治します。
ただし、ガンなどのように手術によって病巣を切除する場合には、身体のバランスが崩れて術後の生活に困難をもたらすケースもあります。

2.東洋医学の考え方と治療へのアプローチ
東洋医学は患者さんの自覚症状や症候を重視して、病態に着眼し、治療を行います。
そのため西洋医学ではあまり着目されていない概念である「冷え」や「お血:古血が滞る病態」なども症候のひとつと考え、病態を取り除くことで、患者さんを悩ます症状の改善に至ります。
一般に東洋医学が効果を発揮するのは、自律神経、免疫機構、内分泌系が関与しているもののいずれかであることが多いといえます。
弱点としては、手術を要するガンなどの疾患、肺炎などの細菌感染症などが挙げられます。

3.さいごに
病気と戦う場合は、西洋医学、東洋医学だけにこだわる必要はなく、両方の良い面からアプローチしていくことが大切だと考えます。