当院の鍼は皮膚に接触させる程度の鍼です。

お灸も半分燃えたくらいで取ります。

なのに、どうして効果が出るのか?についてお話します

皆さまは皮膚についてどう思われていますか?

ただの覆っている皮くらいでしょうか?

実は、この皮膚というのが凄いもので

例えば、動物を撫でていると気持ちがやすらぎませんか?

母に抱かれたとき、とても安心しませんでしたか?

それらの感覚を感じているのが脳であり

それらを伝えるのが皮膚なのです。

皮膚は全身にあり

常に働いています。

この、感覚を感じるところというのは

とても浅いところにあり
(場所にもよりますが3mmほどと考えてください)

鍼を深く刺してしまうと

実は有効に働かないのです
(当院は、固くなった筋肉に深く刺しわざと傷をつけ、異常箇所を修復するという理論とは根本的に違います)

この色々感じてくれる皮膚に

凹みや膨らみ、はたまた冷たい、熱いというのがあるわけのですが

それがツボといわれるものになります
(ツボは皮膚に触るか触らないかくらいではないと、わかりません)

「はり」や「お灸」で

適量、刺激を与えると

皮膚が感じとり

脳に作用します
(本人が気が付かないレベルでも作用してくれます)

その皮膚への刺激範囲も

大きく刺激してしまうと

脳に他の情報も伝わってしまい

ピンポイントで情報が伝達されず

効果も薄くなります

さらに、刺激量の適量を判断するのも

かなり難しく

刺激量が過多になってしまうと

これも、脳が感覚の異常を起こし

最大の効果を出すことが難しかったりします。

高い技術力と鋭敏な感覚が必要となります。
(当院はそれらを見極める技術はあります)

皮膚から感じ取った適量の刺激が

脳へ行き

また、脳から身体全体(リンパ、神経、ホルモンなど)に司令が行き

全身を正しい、方向に戻そうとします。

簡単な作用機序としては

以上ですが

実はツボにも面白い話があり

標準の位置から移動したり

大きさが変化したり

すでに死んで働きがなかったりします。

もっと言えば、ツボの中にも

死んだツボ

生きたツボとがあり

それらを見分けるのも大変苦労します。

テレビや雑誌で特集されている

ツボ療法をご自身でやっても

あまり効果がでないのはそのためです

当院はそのツボを見極める技術はありますが、相当難しいのは確かです。
(常に技術を進歩させるために、月3回以上は研修へ行っています)

そのツボが生きて働いているのか

その人にとって本当に有効なのかを

見極めて施術することにより

全身に効果を出すことができるのです。

私見ですが、鍼が効かなかったと言われる方は

その施術者の治療技術がなかっただけなのか

もしくは数回でやめてしまった方だと考えています。

ここで注意なのですが

「はり・きゅう」の役割は

その方の治癒力を高めることになります

病気を治すのはご自身になります。

お間違いないよう、ご理解ください