驚きの皮膚
傳田 光洋 (著)
皮膚とは?という疑問を率直に解決してくれる本
想像しているより、物凄く濃く深い内容ですが、一般の方にも読みやすい内容になっており、もしかしたら直感のというのはこのように働いているのかと思えます。
気があう気が合わないというのも皮膚が感じ取っているのでしょうかね。
ロマンも溢れていました。
Amazon内容説明の抜粋
皮膚は「見ている」「聴いている」「味わっている」「考えている」「予知する」……。本書ではそれらを国内外のさまざまな興味深い実験とともに紹介します。一例を挙げればこんな実験。一人の被験者にABCD四つの山に伏せられたカードを引かせます。カードには、いくらもらえる、いくら支払う、という指示が書かれています。100枚引いたところでゲームは終了しますが、多くの被験者は80枚くらいの段階で、どの山のカードが支払いリスクが高いか気づきます。ところが、同時に皮膚の電気変化を調べると50枚くらいでリスクの高い山のカードを引くときに「無意識」の電気変化が現れるのです。つまり、皮膚は脳より先にリスクを「予知している」ことになります。