チーズはどこへ消えた
著:スペンサー・ジョンソン
決して分厚くはない本、この本と出会ったのが高校生のときで、結構話題になっていたと思う。
内容はチーズを探してネズミたちが奔走する話だが、これが奥が深い
3匹のネズミは大量のチーズを発見する。
しかし、そのチーズは食べるのだから、当然どんどん減っていく
それに気がついた1匹のネズミは、他のチーズを探しに向かう…それは平坦な道のりではないけれども、結果さらに多くのチーズを見つけることに成功する。
しかし、残った2匹のネズミはチーズがなくなってもそのチーズのあった場所に足を運ぶ…そして、1匹のネズミはついに行動をおこし、もう1匹を誘い新たなチーズを探しに出かけようとするが、残った1匹のネズミはチーズがなくなったことを信じられず、そのまま残るという物語だ。
高校生で読んだときと、今あらたに読むのとでは捉え方が違う。
こんなに簡単な物語の中に、ものすごく考えさせられる内容がもりこまれている。
あなたは、どのネズミかな?