素問「三部九候論篇」
人体を上から下まで!三等分して(上中下)
さらに、それぞれをさらに三等分(天地人)
それぞれ、合計9箇所の動脈の拍動があるところがあり
それらを診て、診断ができます。
診察は、太っているか痩せているかをみて
それが力強ければ、悪いものをとり
弱っていれば、精気を補うのです。
どんな病気も気血を穏やかに調わせて、それを基準とします。
肉体が頑強でも脈が細く、息切れして呼吸困難は危険
虚弱そうで脈が大きかったりすると危険
肉体と気の釣り合いが良ければ治療可能!!
事細かな事が書かれておりますが、一般の方も東洋に精通していない鍼灸師でも単純ですが難しい内容になっております。
脈で診察する一種の技法だと考えていただけるとわかりやすいかと思います。
当院では、この手法の研究をしていないため実際はわからないというのが本音ですが、研究をしていけば有効に使えることかもしれません。