霊枢「五乱篇」

「何が原因で気血が失調して狂うのか?」

・気候の変化と経脈の運行が規律が違反すれば狂う

「順応するとはどういうことか?」

・1年の12ヶ月と12経脈と相応じる、1年は4季に分かれ、それぞれの気候は違う、それに応じた状態なら問題はない。

「どうして狂うのか?」

・清んだ営気は陰分に属し、濁ごった衛気は陽分に属す。営気は脈の中にあり脈に従う、衛気は脈の外にあり脈と逆行する。
もし、清濁の気が邪を受けて犯しあい、胸の中で乱れると、大悗という病証です。
心で乱れると、心中煩悶し、沈黙してものを言わず、頭を垂れて静かに籠もり、動くのを嫌がる
肺で乱れると、挙動が安定せず、「ハーハー」と声を出して喘ぎ両手で胸を押さえて呼吸するようになります。
胃腸で乱れると、霍乱(日射病)を発病
腕と足の脛で乱れると、四肢の末端から冷えるようになります。
頭で乱れると、厥気が上逆し、頭が重くぼんやりして目がかすみ、ひどいときには倒れます。

「五種の逆乱の病証の鍼治療には一定の規律があるのか?」

・あります。

「原則は?」

・気の乱れが・・・・
心の場合、新門、大陵
肺の場合、魚際、太谿
腸胃の場合、太白、陥谷をとり効果がなければ足三里
頭の場合、天柱、大杼をとり病が好転しない場合は通谷と束骨
腕と足の脛の場合、瘀血のために通じなくなった血脈を刺し、陽谿、解谿、支溝、陽輔と輸穴をとる
腕にある場合、液門、中渚、二間、三間
足にある場合、侠谿、臨泣、内庭、陥谷

「補瀉の方法は?」

・ゆっくり鍼をすすめ、ゆっくり鍼を出して経気を導いて回復させる(導気)この方法は一時的に乱れたものを調和させるもので「治乱」という

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