霊枢「官能篇」③
寒と熱が抗争する病では、陰陽によってその病を調和させる
虚か実か定かではない病は、はっきりと見分けて虚実うぃ調和し平定しなければならない
左右の調和が乱れた病は、左の病には右を刺鍼し、右の病には左を刺鍼しなければならない
経脈循行の順と逆とを明確にしなければならない
一般的に順であれば治療しやすく、逆であれば治療しがたい
臓腑の陰陽が調和すれば、病気が治癒する時期を知ることができる
病気の標本・寒熱を細かく観察して、邪気のある部位を確定すれば、刺鍼による治療に過誤はありえない
九鍼の異なる性能を掌握していれば、刺鍼の方法は完全である