霊枢「刺節真邪篇」②
「振埃について、その道理がわからない」
・振埃の鍼法は、陽気が逆気して、胸中に充満し、胸部が脹満し、肩呼吸するもの、あるいは胸中の大気が上逆して喘ぎ病声あり、座伏するが平臥できず、埃と煙を恐れ、のどがつかえて、呼吸が困難なものに対して治療をする。
治療効果は速やかにおこる
「どの経穴をとるのですか?」
・天容(天突)をとる
「もし病人が咳嗽し気が逆して、気が伸びず、発語が困難で胸痛があるときは、どの経穴を使うべきか?」
・廉泉をとります
「取穴のとき、鍼の刺入の深さに決まりはあるのか?」
・天容(天突)をとるとき、一寸を超えてはいけない、廉泉穴をとるときは血絡が通じたら鍼をとめる