霊枢「刺節真邪篇」④

「去爪の鍼法について、関節と肢絡を刺すことだときいた、教えていただきたい」

・腰脊は人体最大の関節です。
手足は人体の活動と移動のための枢要な部分です。
陰茎と睾丸は身中の機であり、精液と尿はここから出ます。
それいえ、陰精・津液の通道といいます。
もし、飲食に節度がなく、喜怒の情が度を過ぎれば、津液の正常な運行が阻害され、流溢して、睾丸に集まり、そのため水道が通じなくなり、陰嚢が日ごとにしだいに腫れあがり、身体の屈伸や行動が制限されるようになります。
この病気は水が内部に蓄されて、上下の水道がうまく流れなくなることによっておきます。

鈹鍼を用いてその水を放出することによって治療します。
衣服でも覆い隠すことのできない、この陰嚢水腫病を治療するのは、ちょうど少し伸びた指の爪を切りととのえることと同じなので、それで去爪というのです。

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