霊枢「刺節真邪篇」⑫

・鍼を用いて病を治療する要点は、主として気を調えることにあります。
人は穀物から気を受けます。
穀気→胃→営気・衛気になり
宗気は胸中に留積して気の海になり、そこから下行するものは気街穴へ注ぎ、上行するものは呼吸の道へと向かいます。
それゆえ、足部の厥逆が発生すれば、宗気は気街から足の陽明経(胃)をめぐって下行することができず、脈中の気もそれにつれて凝滞し留止します。
したがって、まずは火灸温熨の方法を用いて気血を通じ調えなければ、取穴して刺鍼を行うに適さない。

鍼で治療するときは、かならず先に経絡の虚実を観察し、手で経絡に沿って触診し、おさえたり弾いたりして、指に反応して動く部位うぃ確かめ、その後で穴を定め鍼を刺入
手足の六経が調和しているものは無病の兆候である
たとえ、軽微な病であっても自然治癒するでしょう

もし、一経に上実、下虚が現れて経脈が通じない場合は、かならず横絡の盛んな気が正経に影響し、正経を通じさせなくさせているのです。
これを治療するには瀉法を用いておこないます。
これもいわゆる解結の方法である

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