霊枢「衛気行篇」③

昼夜太陽が一舎を運行するとき、衛気は身体を一周と十分を八周します。
二舎を運行するときは、衛気は身体を三週と十分の六周します。
三舎を運行するとき、衛気は身体を五周と十分の四周します。
四舎を運行するとき、衛気は身体を七周と十分の二周します。
五舎を運行するとき、衛気は身体を九周します。
六舎を運行するとき、衛気は身体を十周と十分の八周します。
七舎を運行するとき、衛気は身体を十二周と十分の六周します。
十四舎を運行するとき、衛気は身体を二十五周と十分の二周します。
このとき、衛気は陽の部分をめぐることを終えて、陰の部分に侵入し、陰の部分がはじめて衛気を受けます。

最初に陰分に侵入したとき、通常は足の少陰腎経から腎臓に注ぎ、腎臓から心臓へ注ぎ、心臓から肺臓に注ぎ、肺臓から肝臓へ注ぎ、肝臓から脾臓へ注ぎ、脾臓から再び腎臓へ伝えられ一周します

夜間に一舎を運行する時間に、衛気が陰分をめぐるのもまた一周と十分の八周であり、陽分を二十五周して目部に会合すると同じである。
陰分と陽分とを一日一夜に、五十周するはずですが、一宿ごとに衛気が一周と十分の八周すると計算しますと、陰分と陽分とでそれぞれ十分の二周づつ多くなります。
したがって、人の睡眠と覚醒に早い遅いの違いがあるのはこのためです

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