2020年7月22日 / 最終更新日時 : 2020年7月11日 こはねさん 難経 難経「第三十三難」肝・肺の色、形、浮沈について論ずる 「肝の色は青で、木に属する。肝は水を得て沈むが、木は水を得て浮かぶ。肺は水を得て浮かぶが、金は水を得て沈む、これはどうしたわけであるのか?」 ・肝は純粋な木ではなく、乙木の角であり、庚の柔である。乙は木に属し、庚は金に属 […]
2020年7月21日 / 最終更新日時 : 2020年7月10日 こはねさん 難経 難経「第三十二難」心・肺の位置および気血営衛との関係を論ずる 「五臓のはたらきに優劣はないはずであるのに、心と肺だけが横隔膜より上にあるのはどういうわけか?」 ・心は血を主り、血は営となり、気は衛となり、相互に上下して随行することから営・衛と称される。経絡の中を通行し、全身を巡り回 […]
2020年7月20日 / 最終更新日時 : 2020年7月10日 こはねさん 難経 難経「第三十一難」三焦の位置と機能を論ずる 「三焦は何を受けて生成されたのか?人体のどこからはじまり、どこで終わるのか?主にどこに位置するのか?これらについて知ることができるのであろうか?」 ・三焦は水穀の通路で、気機の活動の総体である。 上焦の位置は心下から横隔 […]
2020年7月18日 / 最終更新日時 : 2020年7月10日 こはねさん 難経 難経「第三十難」営・衛の生成と循行について論ずる。 「営気の運行は常に衛気とならんで行くのであろうか?」 ・【内経】には次のように述べている。人の水分と穀物に気が授かる。水と穀物は胃の中に入ると、五臓六腑に伝わり、五臓六腑は、いずれもこれら水穀の気を授かる。その気の精なる […]
2020年7月17日 / 最終更新日時 : 2020年7月10日 こはねさん 難経 難経「二十九難」奇経八脈における発病の証候を論ずる 「奇経の病候はどのようなものであろうか?」 ・陽維脈は諸陽脈を網の目のように絡い、陰維脈は諸陰脈を網の目のように絡う。もし、陰陽の維脈が相互に維ぎ係れなくなると、茫然自失として、全身無力になり、自分の考えで処理することが […]