難経「第四十三難」飲食物が七日間入らないと死ぬことの原理を論ずる

「人間は、七日間飲食物をとらないでいると死ぬというがどうしてか?」

・人の胃の中には穀物が一斗五升、常に残留している。
健康な人は通常一日二度排泄する。
一回に二升半、一日に合計、五升排泄するので、七日間で三斗五升になり、七日間も飲食しないと、体内の水分も穀物もすべて尽きてしまう。
したがって、健康な人が七日間も飲食しないと死ぬのは、体内の穀物も津液もすべて尽きてしまうからである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA