難経「第五十八難」広義の傷寒を論ずる①

「傷寒には幾種類あるのか?またその脈象にはそれぞれ変化があるのか?」

・傷寒には中風・傷寒、湿病、熱病、温病の五種類があり、これらの疾病の証状はそれぞれ異なっている。

中風の脈象は寸部が浮で滑、尺部が濡で弱

湿病の脈象は寸分が浮で弱、尺部は細小で急

傷寒の脈象は寸尺ともに強く盛んで緊・薔

熱病の脈象は寸尺ともに浮であり、指を浮かせて取ると滑を伴っており、指を沈めて取ると散・薔を伴っている。

温病の脈象は不正常な気が各経に参じて流れているので、どの経の脈が動いているのかを区別することは難しい。

この場合はまずその病がどの経に属しているのかを明らかにしてから、その脈象を取る。

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