眼圧亢進による緑内障の症例
症例「50代男性」
整体に通っているが首肩背の状態が変化がなく、どうにかならないか?ということで来院
主訴:首肩背中のモヤモヤした凝ったような感覚
副訴:緑内障・左股関節の違和感・顔面部の火照り・胃の不調
治療:脾と肝の釣り合いを中心に1週間に1回〜2週間に1回ペースの治療
経過:治療3回目ほどで眼圧は低下した。
継続治療をしていただき、顔面部の火照りは減少、背中の状態、胃の不調は改善
左股関節の違和感は変化なし
首肩は初回よりは軽減するが仕事で目を酷使すると強くなる。
考察:首肩のコリ感覚に関しては、緑内障による視野欠損で目や脳(後頭葉)を酷使することにより出現しているようなので、完治は難しと考えている。
私の考察は、患者さんにもお伝えさせていただいており、本人も症状の出現と一致しているので納得していただいている。
無くなったものは鍼灸でも蘇らすことはできません。
追記:本人も気が付かなかったそうですが、血圧が安定してきており、今まで高血圧で薬を何年も服用されていたそうですがドクターと相談のうえ薬を中止されたそうです。