難経「第七十三難」榮穴を瀉すことによって井穴を刺すことに代える方法の運用について論ずる

「井穴はすべて肌肉の薄い部位にあり、気が少ないが、これに瀉法を用いる場合はどのように刺せばよいのか?」

・井穴は木に属しており、榮穴は火に属している。
火は木の子であるので、井穴を刺す場合は榮穴を取ってこれを瀉すことができる。
古い医学経典に、補すべきものに瀉法を用いてはならず、瀉すべきものに補法を用いてはならないと述べられているが、まさにこの意味によるものである。

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