脈経「平脈早晏法第二」

「そもそも脈を観察する場合は朝方がよいと言うのはどのような意味か?」

・早朝は陰気がまだ動き始めていない。
陽気も発散をはじめていない。
食事もまだだから、経脈の流れも盛んになっておらず、絡脈の流れも平均に調っている。
したがって気血の流れも盛んになっておらず、絡脈の流れも平均に調っている。
したがって気血の流れも乱れていない。
だから早朝に診察するとよいと言うのだ。
健康な人だとこの時間に大過や不及の脈はないのである。
もし大過や不及があれば病気があるのだ。
また脈の動静、すなわち状態をよく観察するとともに、眼の玉に生気が有るかどうか、あるいは皮膚の色や光沢の状態も診察する。
そうして五臓六腑の働きの有余不足や強弱、あるいは体力の盛衰などを観察して、すべての状態を総合判断して、その患者が治るか治らないかを決めるのである。

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