脈経「弁脈陰陽大法第九」第一条

「寸口の脈を診て陰陽の気を判別する方法があるというが、どのようなことか?」

・呼気は心と肺に関係があり、吸気は腎と肝の経脈に関係がある。
脾は飲食物を消化吸収して気血を造り出すことろだから、陰陽どちらとも属さず、呼気と吸気の間にその脈気が現れる。
心と肺は陽に属するからその脈は浮になる。
腎と肝は陰に属するから、その脈は沈になる。

「心と肺はともに浮脈を現すというのが、これはどのように区別するのか?」

・浮で大散が心の脈である。浮で短渋が肺の脈である。

「腎と肝はともに沈脈を現わすというが、これはどのように区別するか?」

・牢で長が肝の脈
按圧して濡であり、指を少し戻した時に、強く拍ってくるのが腎の脈
脾は陰陽の中間に属するから、脾の脈は沈でも浮でもない。
以上が陰陽の脈である。

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