脈経「弁災怪怖雑脈第十二」第四条

「災怪という脈があるそうだが、これはどのようなものか?」

・例えば病人の脈状が太陽病の脈であって、脈と病気の状態とが一致していた。
それで漢方をつくり、帰る頃までに薬を服用させた。
ところが、薬を服用したあと、病人が吐いたり、または下痢して腹痛を起こした。
そこで問うていった。私が前に脈を診たときには、この証はなかった。
今は正反対に変化している。
だからこれを災怪、つまり予期しない状態というのだ。

「この嘔吐または下痢して腹中痛む症状はどうして現れたのか?」

・恐らく、私が診察する前に、何か別の薬を服用していたのであろう。
だから災怪というのである。

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