脈経「遅疾短長雑脈法第十三」第七条

脈が大きくて滑で緊張している場合は経絡に熱のある病気

脈が小さくて実で緊張している場合は内蔵が冷えている病気

脈が小さくて弱くて渋っている場合は慢性病

脈が滑で浮いていて数の場合は急性病

脈が浮いて滑の場合は経絡に熱がある病気であるが、これは風によって急激に起こった病気である。このような場合、内に痰飲があると治しにくい。

脈が沈んで緊張している場合は、上焦に熱があり、下焦に寒がある。このような場合に下焦を冷やしたり冷飲食をすると、すぐに下痢をする。

脈が沈んで細い場合は下焦に寒がある。寒があると小便の回数が多くなり、時に腹が絞られるように痛んで何回も下痢をする。

脈が浮いて緊張していて、さらに滑で直、つまり寸口、関上、尺中が一本になったような脈の場合は、経脈には熱があり、内蔵は冷えがある。大便と小便ともに出にくくなる。

脈が洪大で緊張して引きつっている場合は、病気の進行は速い。この病気は経絡にあるので、頭を熱したり、よう腫ができたりする。

脈が細くて小さく、緊張して引きつっている場合は、病気の進行が速い。この病気は中に寒がある。そのために疝瘕や積聚などになり、腹が刺すように痛むことがある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA