脈経「遅疾短長雑脈法第十三」第八条

脈が沈重で直、つまり沈んで弾力がなく、引きつっていて、寸口には脈がない場合は、腸間に血が停滞している病気である。

脈が沈んで弾力がなく、関上の脈が散の場合は。冷飲食によってしこりが出来ている。

寸口の脈が引きつっていて、関上が散脈でほとんど感じない場合は、消渇である。

脈が沈んで弾力なく、くねくねとして寸口まで届かず、感じにくい場合は肌肉の病気であり、急に死ぬことがある。

左手の寸口の脈が、左にねじれて沈んで弾力がない場合は、気によるしこりが胸の陽の部分にある。

右手の脈が右にねじれて、寸口にまで届かない場合は、内に肉のしこりがある。

脈がくりくりと珠を連ねたようで、寸口にまで届かない場合は、冷えが大腸に停滞している。

脈がくりくりと不整になり。寸口が軟らかい場合は、熱の結したのが小腸の膜の中になる。

脈が引きつっていて、左右の寸口が弾くような脈の場合は、血脈中に悪い血がある病気だ。

左右の尺中が弾くような脈の場合は筋骨の中に病気がある。

寸口の脈が大で尺中の脈が小の場合は、頭痛がして目眩する。

寸口の脈が小で尺中の脈が大の場合は、胸の中に詰まったようになり、息切れする。

寸口には脈があるが尺中には脈がない場合は、その病人は吐くはずだが、吐かない場合は死ぬ。

寸口に脈がなくて尺中には脈がある場合は、たとえ苦しんでいたとしても死ぬようなことはない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA