全身の痛みの症例
50代女性
主訴:全身の耐えられない痛み
副主訴:右脇腹のつっぱり、足の気だるさ、自殺願望が強い
約3年ほど様々な病院や施術を受けたが回復しないため、当院へ来院される。
気滞瘀血の症状が強く、土日になると悪化する。
経過:週1回での施術をおこない3ヶ月ほどで右脇腹の痛みが軽減し、メンタルが回復傾向になり自分の意見が少し言えるようになってきたが胆石が大量に詰まっていることがわかりオペをされるとのことで、病院での治療へ切り替わる。
考察:気滞(ストレスなどで)を起こしやすい方で、子供のところへ遊びにいったときは全く出ないということから鍼灸で処置をおこない本人の意識を改善させる必要がある症例である。
ストレスの蓄積で胆石が発生をすることはあり、ぎっしり詰まっていたとのことで長年の鬱憤が溜まっていたと考察される。
うつ病や横腹の詰まりや痛みを主訴とされる方は基本的に体全体の流れが悪く、悪化させている要因が強くある。まずはその悪化要因を排除させることが重要となってくる。