短時間しか眠れない症例(不眠症)
50代女性
主訴:眠れない
副主訴:左肩の痛み、全身のアトピー症状、喘息様症状
来院当初は4日の間寝れていないというお話、心療内科でお薬は処方されている。
3ヶ月ほど他の鍼灸院や整体院へ1週間に1から2度のペースで行っていたが変化がしないため紹介で来院される。
経過:初回の処置により左肩の痛みが消失される。
慢性病なので1週間もしくは2週間に一度の来院を提案、1ヶ月ほどである程度は寝られるようになった。
アトピーも軽減していく
1ヶ月ほど本人の都合が合わずに空いたときにアトピーが悪化し早朝覚醒が出現して辛いという。
2週に一度の施術で1ヶ月後には睡眠は改善、喘息様の症状は水毒のため食生活を見直していただく
本人の希望により、ある程度眠れる様になったので施術を中断する。
考察:気滞が強い方で全部のぼせている。そのため不眠やメンタルの不安定が出現している。
気滞が強く循環が悪くなるのをそのままにしておくと瘀血や血虚という状態になりアトピーのような症状が出現する。
症状が改善して終わりではなく、その状態を安定させるまで加療が必要となるが、この症例の場合はかなり昔からの悪い状態であっため、数年単位で回復されると考えられる。