40年続く胃の不調、足の倦怠感、高い耳鳴りの症例
60代女性
主訴:足のだるさ、胃の不調
副主訴:甲状腺機能が低下、シェーグレン症候群、高血圧、便秘、両下腿外側の痛み
20代の時より胃の不調があり、足も気怠く全身が不調であるため、紹介をいただき加療
経過:加療から2ヶ月ほどで耳鳴りが改善、胃の不調は回復
加療から半年でふくらはぎの重さも回復し全身の不調も回復傾向になる。
現在は、ときどき不調になられた時に来院されるが大きく崩していないそうです。
考察:気滞が強い方で、とにかく全身の巡りが悪かった方です。
耳鳴りもストレスで出現するような高い音のようで、風邪を引きやすい、足が気だるいなど気虚の症状も出現していました。
甲状腺の低下も心の力が弱い方に多いイメージがあります。
高血圧は循環不全で出現していたもので便秘も同様と考えられます。
胃の不調が多い方はいろいろな不調を出現しやすい傾向にあるため注意が必要です。