2020年6月17日 / 最終更新日時 : 2020年6月9日 こはねさん 難経 難経「第十一難」休止の脈と腎臓の病変との関係を論ずる 「医学経典に【脈搏が五十搏動に満たないうちに一回止まるのは、一つの蔵に気がないからである】と記載されているが、それはどの臓か?」 ・人は吸気のときには、気が陰に隨って入り、呼気のときには、気が陽に因って出る。今、吸気が腎 […]
2020年6月16日 / 最終更新日時 : 2020年6月9日 こはねさん 難経 難経「第十難」一臓の脈に十種の変化があることを論ずる 「ある一臓を反映する脈象には十種類の変化があるというが、その状況はどのようなものであるか?」 ・五臓五腑の病邪は、相互に影響し伝変する。 たとえば心脈が甚だしく急の場合は、肝邪が心を侵犯したのであり、心脈が微かに急の場合 […]
2020年6月15日 / 最終更新日時 : 2020年6月9日 こはねさん 難経 難経「第九難」脈象から臓と腑の疾病を区別することを論ずる 「臓と腑との疾病はどのように区別するのか?」 ・数脈は病が腑にあり、遅脈は病が蔵にあることを示す。数は熱を主り、遅は寒を主る。各陽経の発病はすべて熱証であり、各院経の発病はすべて寒証である。したがって数脈か遅脈かによって […]
2020年6月13日 / 最終更新日時 : 2020年6月9日 こはねさん 難経 難経「第八難」寸口の脈が正常なのに死んでしまう理由について論ずる 「寸口の脈が平脈でありながら死亡するのは、どのような原因によるものか?」 全身の十二経脈は、いずれも正気の根源に連なり属している。いわゆる正気の根源とは、十二経の根本であり、両腎の間の動気のことである。これは五臓六腑と十 […]
2020年6月12日 / 最終更新日時 : 2020年6月9日 こはねさん 難経 難経「第七難」旺脈について論ずる 「少陽の脈が至るときの形態は、急に大きくなったり、小さくなったり、急に短くなったり、急に長くなったりする。陽明の脈が至るときの形態は、浮・大・短太陽の脈が至るときの形態は、洪・大・長太陰の脈が至るときの形態は、緊・大・長 […]