名前:山羽 正真

〜略歴〜
1984年 愛知県名古屋市南区で産まれる
1998年 名古屋市南区から津島市へ
2008年 はり師、きゅう師 国家資格取得
2008年 病院で西洋医学を学ぶ
2011年 有名な医学博士の弟子の元で西洋医学を学ぶ(約7年)
2011年 鍼灸師の先生の元で鍼灸を学ぶ(約7年)
2017年 経絡治療を学ぶために東洋はり医学会に入会
2018年 こはね はり・灸院 開院

院長のことがわかるかもしれなページを作成しました。
よろしければこちらをクリック OR タップ

挨拶

はじめまして、山羽です。
2000年以上前から綴られた東洋医学の古典由来の「経絡治療」という東洋医学を行わせていただいております。

今、世間には様々な治療が増えています。
これが根本と当たり前に言われ、絶対治るという文句を当たり前に言われます。
はっきり言って当院はそんなことは言い切れません。
何が根本なのかは人それぞれのバックグラウンドの違いによっても違います。
骨盤?背骨?筋肉?いろいろありますが、そんな簡単なものでは決してなく複雑に絡み合って病態は出ているときはあります。

当院の治療は、正直ものすごく「胡散臭い」です。
しかし、その「胡散臭さ」で2000年以上紡がれて「消えていない」医術になります。
これが、何を意味をするのか?
ご理解していただけると助かります。

わたしはパニック障害と鬱で苦しみました

わたしはうつ病とパニック障害で5年以上苦しみました。
わたしは純粋な東洋医学に出会うまでは、身体も弱く人より感受性もかなり強く、今で言う「HSP」という体質だったんだと思います。
少し無理をすると、すぐ風邪をひき、頭痛、めまいは当たり前、嘔吐をすることもありました。

皆と遊んだり仕事をしていても一人だけヘトヘトになり、すぐに横になっていました。

正直、本気で社会で生きてけれるのか考えました

20歳のときには1週間おきに扁桃腺を腫らして40度の高熱を繰り返し、仕事先にすごく迷惑かけたこともあります。

24歳のときに今までの無理も祟ったのと様々なストレスが一気にかかり「パニック障害」を発症しました。
そのときは、仕事もできない状態になり、家族の力を借り離職
この先どうなるんだろうという不安に不安が重なっていました。

今思えばあの時は不安の製造機でした。

そのときに助けを求め精神科の薬を服用するも、改善するどころか…

どんどん悪化しました。

そして、パニック障害の治療薬として、うつで使用する薬が出されました
それを飲んでいるにもかかわらず「うつ病」を併発

「不眠症」も出現し、睡眠薬も3錠ほどに増え、薬ばかり増える一方でした。

薬中毒街道まっしぐらです!!

いくら服用しても、すっきり眠れませんでした。

いくら服用しても、心身はどんどん悪くなっていきました。

とにかく地獄です。

辛いので睡眠に逃げようとしても眠れない

…このままだと、ただ廃人になっていくだけじゃないのか?と絶望の思考の波にうちひしがれる毎日でした
(辛かったのですが、まだまだ序の口でした)

このままでは駄目だと気力もなく、思考もぼやけてる中で、母に手伝ってもらい病院を変えれば…もしかしたらと希望をいだくも

1軒目では「あなたみたいな重症の方はうちではみれない」と言われ追い返され

2軒目では「あなたは病気じゃない」と出されていた抗うつ薬を全部抜かれ「眠れば治る」と睡眠薬を3錠更に追加されました。

薬を抜いて翌日から離脱作用なのか、まともに歩くこと、立っていることさえも困難になりました。
外に行くことも出来ない、テレビを座ってみているという当たり前のことも出来ず、ひどい時はトイレへ行く道のりさえも困難で、身体が動けませんでした。

うつ薬の離脱作用なのか、夜に睡眠薬で無理やり寝るたびに、身近な大切な誰かが死んでいくという悪夢を寝るたびに約3ヶ月ほど毎日見続け、寝ることさえも恐怖でした。

身近な大切な誰かが死ぬ悪夢で1時間して起き、その後に寝れたら、また悪夢が始まる。

…気が狂いそうでした。

もう医者には頼らないと自力でやれる範囲で勉強をはじめ「森田療法」「音楽療法」「アロマ」「自律訓練法」「漢方」など様々なものを試しましたが、独学で不完全だからなのかどれもはっきりしない…正直いって一時しのぎ、気休め程度でした(きちんとやれれば希望はあったのかとは思います)

同業鍼灸師の30年開業されている鍼灸師の先生を頼って半年以上治療をしていただいたのですが、効果はそのときのみで自分が鍼灸学校で勉強してきた治療内容を超えることのないものでした。

免許を取得してから知ったのですが、「鍼灸」にも多数の流派があり大雑把に「現代医学的な鍼灸」と「東洋医学的な鍼灸」があり私が受けていたのは「現代医学的な鍼灸」で主に固くなった筋肉を鍼灸で緩めるという治療でした。

鍼灸学校では「現代医学的な鍼灸」が基本で、「東洋医学的な鍼灸」に関しては、わたしも存在くらいしかしりませんでしたし、迷信なのでは?とも思っている方も多く、鍼灸学校の大多数の先生も否定的な様子もみられました(私見として鍼灸師の9割は現代医学的な鍼灸です)

社会復帰したきっかけは「鍼灸」ではないのですが、鍼灸の先生に紹介していただいた、気功の先生に1回気功をしていただいたら、その晩から悪夢も見なくなり気持ちも楽になり、なんとか動けるまでに回復しました(思い込みではないです)

その後、自分で見極めながら15錠以上出ていた薬を少しづつ抜き(抜くときはお医者さんと一緒に抜いてください、離脱作用でものすごく苦しみます)

パニック障害になる数年前に知り合った先生のご行為で、仕事を少しずつさせていただき、徐々に徐々に社会に復帰することができました。

その後、気功も東洋思想の「気」をあやつる技…鍼灸も東洋医学が基礎なんだから出来るはずと様々なことを少しづつ勉強させていただき、縁があり「東洋医学的な鍼灸」に出会うことができ、今も毎週研鑽を積む日々です。

「東洋医学的な鍼灸」を受け続け、今ではパニック発作もコントロールされ風邪もひきにくくなり、以前より疲れにくい身体になり様々なことが好転することができました(感受性が強いのは治らなかったです)
余談ですが、お酒も1合で死にかけていたものが瓶ビール3本ほど飲めるような体質にもなりました。

そのようなこともあり

わたしのように、病気に苦しんでいる方を一人でも手助けができればと、鍼灸をやる方々の中で絶対数が少ない「東洋医学的な鍼灸」をやれる鍼灸院として地元に開院を決意しました。

マッサージの免許も持っているのですが、マッサージで慰安以上のことは私は出来ないのでやりません。

絶対によくしたいから、他のことはやらずに、鍼灸一本で行こうと覚悟をしております。

ここまで長文を読んでいただき、誠にありがとうございます。

この場をお借りして、両親、病気になっても離れないで見守っていただいた友人、わたしに関わって助けていただいた皆様に感謝を述べさせていただきます。

本当にありがとうございます。