素問「痿論篇」
この項目は、力がなく動かない
ある種の弛緩性麻痺のような状態の内容であると考える
肺は皮毛→熱があると、あしなえの病
心は血脈→熱があると、関節は自由に動かず立って歩けない
肝は筋膜→熱があると、筋がひきつる
脾は肌肉→熱があると、麻痺して痛みも痒みも感じない
腎は骨髄を支配→熱があると、腰脊は動かなくなる
痿症のおこる原因として、環境や行動、精神や情緒の蓄積不和長によっておこる
鑑別方法として
肺臓の場合、顔が白く、毛髪が傷んでおります。
心臓の場合、顔は赤く、脈絡が充満
肝臓の場合、顔色青く、爪甲が乾燥
脾臓の場合、顔面黄色く、肌肉が微かに動いています
腎臓の場合、顔面黒く、歯茎がグラグラしてます
治す方法としては、栄養源である陽明経を使います