難経「第四十一難」肝には両葉あることを論ずる
「肝だけが左右両葉あるが、これを何と相い応じているのであろうか?」
・肝は東方で木に属し、木は春に属している。
春は万物が発生しはじめるときで、発生したものはいまだ幼少であって、特に親しみ頼るところではない。
春は冬となお近いし、夏ともそれ程離れてはいない。
あたかも冬と夏の中間に位しているので、あるいは陽に従い、あるいは陰に従っている。
それゆえ肝には両葉があるのだ。
またこれは木の葉が分裂する様子とも対応している。
「肝だけが左右両葉あるが、これを何と相い応じているのであろうか?」
・肝は東方で木に属し、木は春に属している。
春は万物が発生しはじめるときで、発生したものはいまだ幼少であって、特に親しみ頼るところではない。
春は冬となお近いし、夏ともそれ程離れてはいない。
あたかも冬と夏の中間に位しているので、あるいは陽に従い、あるいは陰に従っている。
それゆえ肝には両葉があるのだ。
またこれは木の葉が分裂する様子とも対応している。