難経「第五十九難」狂病と癲病の鑑別を論ずる
「狂病と癲病とはどのように鑑別するのか?」
・狂病の発作時には、睡眠が少なく、飢えた感じがしない、自分は賢者で理智に富んでおり高貴な人物であるという、傲慢で謙虚さがない、妄りに笑う、よく歌をうたう、休むことなく歩きまわるなどの症状が起こる。
これは陽気が盛んなためである。
癲病の発作時には、不快な気分になり、眼は直視し、つまずき倒れて動かず、脈は左右の三部とも強く盛んとなる。
「狂病と癲病とはどのように鑑別するのか?」
・狂病の発作時には、睡眠が少なく、飢えた感じがしない、自分は賢者で理智に富んでおり高貴な人物であるという、傲慢で謙虚さがない、妄りに笑う、よく歌をうたう、休むことなく歩きまわるなどの症状が起こる。
これは陽気が盛んなためである。
癲病の発作時には、不快な気分になり、眼は直視し、つまずき倒れて動かず、脈は左右の三部とも強く盛んとなる。