難経「第六十難」頭痛および心痛における二つの類型について論ずる。

「頭と心の疾病には経気が厥逆して起こる疼痛と、局部の病変によって起こる真痛があるが、これらはどのように区別するのか?」

・手三陽の経脈が風寒の邪を感受して、邪気が経脈中にひそんで去らなければ、厥逆頭痛が起こる。
また邪が深く入って脳中に久しく留まることによって起こるものを、真頭痛という。
五臓が邪を受けて互いに犯し合う結果起こるものを、厥逆心痛という。
その痛みが非常にはげしく、ただ心部のみに限定しており、手足とも冷えるものを、真心痛と名づけている。
真心痛の病状は非常に甚だしく、朝発病すれば夕に死亡し、夕方発病すれば翌朝には死亡する。

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