難経「第五十一難」臓腑の発病には、証状のうえで好悪の区別があることを論ずる

「病人には温暖を求めるものもいるし、寒涼を求めるものもいる。また他人に会うことを好むのもいるし、嫌うものもいる。それぞれ違っているが、その病はどれが臓であり、どれが腑にあるのか?」

・病人が冷やしてもらいたいと思い、さらに他人に会いたいと望む場合は、その病変は腑にある。
もし病人が温めてもらいたいと思い、他人に会いたいと望まない場合は、その病変は臓にある。

なぜかといえば、六腑は陽に属していて陽病であるから、寒涼を求め、人に会いたいと望むのである。

五臓は陰に属し陰病であるから、温暖を求め、また部屋にひとりで閉じこもり、人にあったり人の声を聞いたりするのを嫌うのである。

これによって、蔵病であるか腑病であるかを見分けるのである。

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